2011年12月11日

若い人がダメな年寄りと話をしたくないと思うようになったのはなぜ?

若い人がダメな年寄りと話をしたくないと思うようになったのは、

 ダメな年寄りが考える「素晴らしい知識」<ネットで流通する「常識」

だからなんじゃないかな。

「常識」をドヤ顔で偉そうに「素晴らしい知識」として語られるのを、
おとなしく黙って聞いていないといけないというは、
たいがいの人にとっては苦痛なんじゃないかな。

あと、その「素晴らしい知識」も間違ってることが多いし。
株式と債券の違いをわかってないとか、泣けるよね。

僕の場合はネットより本で覚えた常識も多いんだけれど、
それでも偉そうに生半可な「知識」とやらを語られるのは苦痛。

まあ、Twitterでは僕もダメな年寄り側に位置しているので、
あまり偉そうなことは言えたものでもないけど。
(だから最近はそういう投稿を意図して減らしてる)

しかし、リアルでそういうことをされるのが苦痛なのは、
おおかた社会的な縛りをかけられたうえで、なわけだよね。
話を聞く側からしたら低レベルな話を社会的な鎖でしばって
延々とされるのは、拷問だとしか思えないわけです。

もちろん、内田樹さんがいわれるような、
「学びの回路」が発動することもないわけではないけれど、
そんな回路が発動するほどの条件がそろっていない人ほど、
拷問をはじめるんですよね。

さらにこの拷問の恐ろしいのは再生産能力です。
比較的まともな人も、こういう拷問に長くさらされると、
自分も同じようなことをしはじめる。

そういう拷問の再生産の連鎖のひとつの形態として、
同業者組合の寄合いや地域企業の寄合いみたいなもんが
あると思うんですよね。

最近、ひとまわり上くらいの加工屋さんから
「(寄合いに)一度、来てみない?」
と行くたびに誘われるので、イラッ☆として書きました。
反省はしていない。
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2011年11月27日

岐阜基地航空祭にいってきたよ

かねてより各務原の岐阜基地近隣に住まうTNCT同窓生と行く約束をしていた、
岐阜基地航空祭にいってきました。




いつも日曜日の朝はロングシートで寝転がれるくらいに空いている犬山線ですが、
本日は通勤時の地下鉄なみでした。カバンを持たずに来て、この時点では正解。
三柿野の駅でもしばらくホームから改札には向かえないほど。
そして、改札を出ても、岐阜基地まで向かう歩道橋は長蛇の列。

基地の正門でTNCT同窓生のH氏と合流。
彼はこの近隣で働いており、前年も来たとのこと。

とりあえずパンフレットをもらって、F-15が轟音をひびかせるなか、
滑走路西奥の実機展示に向かいました。目標はXC-2。

思っていたよりずんぐりむっくりさんですね。
後方脚部がふくらんでいるので、上空でもかなり威圧感がありそうな気がします。
そして、エンジンのファン直径がデカい。翼も分厚い。
あと、翼と胴体構造がどうつながってるかも調べなきゃ、と思いました。




レドームはなんとなく100系の新幹線を想起させる形状ですね。
流体力学的には同じような流れになるということなんでしょうか?




格納庫のひとつがエンジンの展示にあてられており、そちらにはXC-2のエンジンが。
直径は2000ほどもあるでしょうか?
整ったファンブレードは美しいですね。
まだ調べていませんが、バイパス比もわりとありそうです。




こちらはちょうど高圧側タービン部と思われる部分の
外側に位置していた電装や配管です。
CATIA使って描いたんだろうなあ、という配管やフランジが。






こちらはF-4のエンジンの低圧側タービン段後と思わしき部分。
写真中央の頭を抱えそうな配管はアフターバーナー用の燃料マニホールドでしょうか?
段間の締結ボルトもF-2では小径化されており、エンジンも並べて展示されると、
いろいろと違いがはっきりとわかって面白いものです。




別の格納庫ではF-2の実機(?)展示がされていました。
XC-2や民間機と比べると、翼前縁の薄いこと。
しかし、運用上の都合とはいえ、F-2のカラーリングはいいですね。




まあ、とにかく人がいっぱいでした。
iPhoneでは静止しているものしかうまくとれないヘタレさんなので、
F-2、F-15、F-4、UH-60、U-125Aの飛行展示やブルーインパルスは
撮影しませんでしたが、たっぷりと楽しませてもらいました。

特に、ブルーインパルスが遠方で旋回してくるのを、
iPhoneの地図で方角を確認しながら、
「いまは江南あたりかなー」「一宮方面だよなあ」「これは犬山遊園まで行ったな」
とかやるのは楽しかったです。

AWACSからテレメトリ送って地図上に表示とかそのうちやらないかなあ(ムチャぶり)

無茶といえば、KC-767の飛行展示で、滑走路上、数百フィートをパスしながら、
40deg程度のロールを左右に2回ずつくらい振っていたのを見て、
「え、あの機動は想定荷重にいれないといけないの?」
とH氏と話していました。
(H氏は民間機の強度解析とかやってる人)



※余談
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名古屋市科学館の屋外展示解説会にいってきたよ

名古屋市科学館の屋外展示解説会にいってきたよ

先月から名古屋市科学館の屋外展示として、
Hll-Bロケットと国際宇宙ステーション実験棟「きぼう」の
供試体を転用した実物大モデル(一部、本物)が展示されています。




11月26日(土)10:30より、その展示の解説会があるということで、
名古屋市科学館に10:25ごろ到着しました。

解説は元MHIの方がボランティアとしてされていました。
専門的な言葉を使わずにややこしい部分を丁寧に解説されていました。




液体水素タンクの供試体は真っ二つにされて、内部が見えるようになっています。
屋外に設置されているので、防食のためにアノダイズしたうえで塗装されています。
t=25mmのアルミニウム合金を削り出す形でアイソグリッド構造を平面に作り、
それを120度にロールさせたものを3枚、摩擦撹拌接合しているとのことでした。
三角形の凹んでいる部分はだいたいt=5mm程度だそうです。




液体水素タンク内部のコードは静強度試験の際に用いたストレインゲージ等のための
信号線がそのまま残っているものだということです。




段間の接合は展示用のものなんでしょうか?
ここを質問するのを忘れました。
リベットのファスナは本物だと思うのですが、
このあたりも質問しておけば良かったです。




JAXAの中の人も来ておられまして、学芸員の方の急な振りや
「きぼう」実験棟の質問にも慣れた様子で答えられていました。

屋外展示は科学館に行けば無料で見ることができるので、
ちょっとした空き時間ができた際は、ふらっと訪れてみてはいかがでしょう。
ロビーにもLE-7エンジンが展示されていますし。

おっと、もちろん、名古屋市科学館は常設展示も充実していますので、
そちらも是非、御覧ください。天文館の人工衛星モデル展示は特に圧巻です。
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2011年11月23日

実際に自分が高専5年生だったときに読んでいた5冊の本

先週は「この時期の高専3年生に読んで欲しい5編(7冊)の本」を書きました

http://kirikuzudo.sblo.jp/article/49945773.html

今週は、そんなことを言っている僕が実際に高専生だったときはどんな本を読んでいたかを書きたいと思います。題して「実際に自分が高専5年生だったときに読んでいた5冊の本」。

1.『強さの秘密 〜なぜあなたは床を突き抜けて落ちないか〜』
http://www.amazon.co.jp/dp/4621046446

材料強度学の読み物です。ずいぶんと前に丸善が出版した本で、僕が入手したのも2002年頃に再版されたものです。amazon.co.jpで新品なしになってますが、本屋さんでは入手可能かも。当時、僕はどこかの図書館(豊田市参号館or愛知県図書館or鶴舞図書館)で何度も借りて読んでいたのだけれど、本屋にはなくて、再版されないかなー、と思っていたところ、タイミングよく名古屋・栄の丸善で入手できました。

工学系学部一年生向けに、材料の強度ってどういうことなのかを説明する授業をオックスフォードのどこかのカレッジの教授がするとしたらこんな感じなのかなあ、という内容です。強度と剛性の違い、脆性と延性、材料に発生する亀裂と表面エネルギーと破壊様式、といったかなり踏み込んだところまで書かれています。でも読みやすい。推薦図書にして母校の学生全員に読ませたいくらいです。たぶん高校1年生でも概ね理解できます。

ところが売れていないようで。タイトルが悪いんでしょうね。原題の『The New Science of Strong Materials 〜or Why You Don't Fall Through the Floor』のニュアンスがうまく伝わってないような気がします。とはいうものの、どういうタイトルにしたらよいかも難しいところかもしれません。材料の強度に興味のある人は早めに読んでおくといいと思います。大きめの図書館にはたぶん置いてあると思いますので。


2.『材料工学入門 〜正しい材料選択のために〜』
http://www.amazon.co.jp/dp/4753650936

こちらは真面目な教科書です。材料学といえばこの出版社。内田老鶴圃。前掲の書籍が材料強度について定性的な理解を促すとしたら、こちらは材料の諸特性を定量的に理解する基礎を理解するためのものです。値段が高いので、こちらは図書館で借りるとよいかと思います。大きな図書館にはだいたい置いてあると思います。僕も何度か図書館で借りて読んでいましたが、卒業する年に、祖母に成人祝いとして10万円ぶんの書籍を買ってもらう際にこの本も含めてもらいました。

数式もちょこちょこでてきますが、それほど難しいものは掲載されていません。各章にはケーススタディが載っており、その章で解説された理論を元にケースの解説がされています。実際に起こった例や設計された例が載っているので楽しいです。原著の出版がずいぶんと前なので、最新の事例ではない(ターボジェットエンジンのブレードが一方向凝固合金で記載されているとか)ですが、材料分野がどのような過程を経て進展してきたかというのを学ぶことができる良い本だと思います。


3.『機械創造学』
http://www.amazon.co.jp/dp/4621048686

いまや「失敗学」で有名になってしまった畑村洋太郎先生の本です。これも出版は丸善ですね。丸善はいい本を出してきます。『圧縮性流れの理論』とかもお財布に余裕ができたら買いたいですね。

実は失敗学の内容はこの本にふくまれていたりするわけですが、それ以外にもTRIZっぽい思考演算とか、棒人間ダイアグラムとか、「実際の設計」シリーズをダイジェストにしたような本になっています。定量的な解説は少なく、どちらかというと定性的なお話がほとんどなので、教科書というよりは技術読み物に近いですね。位置づけも難易度も1.とよく似ています。

これは学校の図書館に新着図書で来ていたのを、独占するような形でしばらく借りていました。当時は「アイデアというのは着想を思考演算で手続き的に処理することで得られる」というあたりに夢中になっていたものです。あんまり成績には寄与してくれませんでしたが、独創性がないことにコンプレックスを抱いているような学生さんには読んでほしいと思います。創造はメソッドに帰着できるということがよくわかります。


4.『生物と機械』
http://www.amazon.co.jp/dp/432008070X

日本機械学会の編集で、共立出版から出版されています。これも工学読み物的な本ですが、今、読んでも面白いですね。タイトルは『生物と機械』ですが、内容は「機械工学的な視点から生物の構造や動作、材料、仕組みを捉えてみるとどうなるか」というところになっています。

これも学校の図書館に新着で来ていたのを独占するような形でしばらく借りていました。植物の構造とノイマンのライフゲイムのあたりが、当時の僕はお気に入りでした。この本を読んだあと、しばらくはなんでも(組織や社会すらも)機械として読み解こうとする癖がついてしまったりしますが、そういう視点の切り替えを学べる良い本だと思います。


5.『不平等社会日本』
http://www.amazon.co.jp/dp/4121015371

材料力学の先生が授業中に紹介していて、これは読んでおくか、と思って、丸善で探して購入した本。10年前、当時、19歳。そういえば1年くらい前に某アルファブロガーさんが取り上げたりしていましたが、いまさら感がありました。

一億総中流という幻想、再生産される階層、親の学歴と子の収入の統計的相関(注:因果ではないです)、社会工学という考え方。懐かしいです。ちなみに今、手元にはありません。京都に引っ越した後に、たぶん、ブックオフ送りになりました。中公新書や岩波新書のラインナップは玉石混淆という感じですが、まあ、面白いものも多いので、あまり真剣に相手にしないように注意しながら、ぱらぱらと読むといいと思います。「ほむ、こういう考え方もあるのだね」というぐらいの余裕の態度で。


以上、こんな本を読んでいた、という話でした。

もうこの頃はライトノベルは読んでいなかったと思います。かっこつけたい時期だったからでしょうか、小説はアーヴィングとか洋物ばっかり読んでいた気がします。お金がなかったので、当時、本は図書館で借りるものでした。

本を読む時間がある頃は本を買うお金がなく、本を買うお金がある頃になると本を読む時間がなくなる。

皮肉なもんですね。
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2011年11月21日

Twitter依存症、治療な……じゃなくて、治療中

まあ「なう」とか「だん」は使ってなかったんですけどね。

タイトルどおり、ここ1週間くらい、Twitterを控えています。

以下、TwitterのロギングサービスにおけるID:kirikuzudoのログ

http://twilog.org/kirikuzudo

からの抜粋です。

Twitter歴 722日 (2009/11/29より)
ツイート数 15,906 (22.0件/日)

<Recent>
11月20日(日) (5)
11月19日(土) (1)
11月18日(金) (1)
11月16日(水) (2)
11月15日(火) (1)
11月14日(月) (1)
11月13日(日) (2)
11月12日(土) (159)
11月11日(金) (38)
11月10日(木) (50)

<Archives>
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2011年04月 (1162)
2011年03月 (835)
2011年02月 (444)
2011年01月 (535)
2010年12月 (488)
2010年11月 (159)

ここ1年間で12,000近くのTweetをしており、その8割がここ半年に集中しています。
どう考えても増えすぎ、ペースあがりすぎです。
平均22件なのに、ここ数ヶ月は月で換算すると1日あたり50件近い状態です。

さすがにやりすぎですよね。

もう、暇さえあれば公式WebかiPhone公式アプリかiPad公式アプリをひらいて、
TLで目についた人に絡んでましたからね。
1週間、離れて冷静になってみると、いかに自分が依存して病んでいたかがわかります。

しばらく休憩する感じで時間を置いたら、復帰すると思いますが、
閲覧するのは夜だけにして、Tweetも1日10件ぐらいに抑えるような使い方ができたらな、と思っています。

※公式Webは2日に1回ぐらいチェックしているので、
メッセージや@を飛ばしてもらえば、確認できます。
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2011年11月07日

この時期の高専3年生に読んで欲しい5編(7冊)の本

本日、母校の元指導教官に会うついでに、
豊田高専の文化祭に行ってきました。

帰ろうと駐車場に向かうと、機械科の教官を見かけたので、
「10年前の卒業生です」
と声をかけたところ、きちんと覚えてくれていました。

今は自動車部の顧問ということで、なぜか突然、その場で
自動車部の展示をしていた3年次の学生の進路相談が発生。

まあ、そろそろ進路を決めはじめなければならない時期ですし、
18歳なので、いろいろと悩むことがあるのでしょう。

とりあえず、彼は「就職」か「進学」かで悩んでいるとのことでした。
あと、ものづくり(加工組立)が好きだということでした。
これは自動車部に所属しているのだから当然でしょうね。

将来、何を作りたい、どういうことをしたい、という
具体的なターゲットはまだないそうです。

その場では例として、

・航空関係をやりたいなら航空関係の学科に進まないと独学ではシンドイかもしれない
・ただし特定の専門学科に進んだとしても、それで将来の方向が決まるわけではない
・もし先端的な仕事をしたいのなら、論文を書く経験をしておいたほうがいいので、修士課程まで行った方がいいかもしれない
・また出世できる可能性があがるので、大きなプロジェクトを主導したいのなら修士課程に行った方がいいかもしれない
・ただし高専卒でもデカいプロジェクトを主導したり出世したりする人は大勢いるし、修士課程に行ったとしてもそうなれない人はこれまた、たくさんいる
・どちらにせよ四力学と数学はしっかりやっておかないとまずいよ
・高専卒で就職した場合、生産技術や製造管理などの現場管理のような仕事に配属されることが多いよ
・もちろんこれについても例外が多々あるよ、目の前の人もそうです

というようなことを言っておきました。

で、帰ってきてからスタバに行って、
瀧本哲志さんの『僕は君たちに武器を配りたい』を読んでいたときに、
「これは今日、進路相談した学生さんに読んで欲しいな」
と思ったわけです。

そして、この本とあわせて、読んで欲しいなと思い浮かんだ本が数冊あるので、
以下に紹介します。


『ネクスト・ソサエティ』(著:ピーター・F・ドラッカー)

  まずはドラッカー先生ですね。
  マネジメントについての本が有名な方ですが、
  むしろ経済哲学とでも言うべきジャンルの本こそ読むべきと思います。
  ITインフラ管理者で技術バカだった僕の視野を広げてくれた最初の本です。

  ※当ブログでの読書感想文
  http://kirikuzudo.sblo.jp/article/36821896.html


『富の未来』上下巻(著:アルビン・トフラー、ハイジ・トフラー)

  次は未来学者のアルビン・トフラーです。
  といっても、眉唾な未来予想ではなく、
  いま社会に起こっている変化の羅列というような本です。
  これまた日本しか知らない僕の視野を広げてくれた本です。
  上述した『ネクスト・ソサエティ』もそうですが、
  序文で「これは全ての説明は単純化だから、具体例やその判断は自分でしろよ」と
  わざわざ書いてくれているあたり、とても親切です。

  ※当ブログでの読書感想文
  http://kirikuzudo.sblo.jp/article/36821890.html


『イノベーションのジレンマ』『イノベーションへの解』(著:クレイトン・クリステンセン/マイケル・レイナー)

  古典です。イノベーションについての誤解を解いてくれる良書ですね。
  難しい言葉がたくさん出てきますが、上述のドラッカー先生の著書を読めたのなら、
  あとはGoogle先生とWikipedia先生に助けてもらえば大丈夫!
  この1編2冊を読んだ後、しばらく世の中のあらゆる産業がケーススタディに見える
  副作用がありますが、ハタチ前にこの副作用を体験しておくのもいいと思います。

  ※当ブログでの読書感想文はナシ


『僕は君たちに武器を配りたい』(著:瀧本哲志)

  上述の3編のエッセンスを元に、瀧本先生がわざわざ日本の現状や
  日本人がよく知っている企業のケーススタディを引用するようにして書いてくれた、
  素晴らしいショートカット本。
  賢い人はこれ1冊読むだけで上の5冊を読んだことにできるかもしれません。
  僕はそこまで賢くないというか、この本を今日、読み終える前に上の5冊を
  繰り返して読んでいたので、どちらかというと復習になりました。
  ネットでも話題ですので、今ならこの本から読み出してもいいかもしれません。

  ※当ブログでの読書感想文はナシ


『隷属への道』(著:F・A・ハイエク)

  ぶっちゃけますと、これは最後まで読み通してもらえるとは思ってないです(笑)
  ただ、優秀な技術者さんは概して計画主義の隘路に進んでしまうこともあるので、
  その予防注射的な感じで、読んでおくといいかな、と思い、ここに加えました。
  あと、4編より5編、6冊より7冊のほうが語呂がいいですしね。
  マジック・ナンバーでもありますし。
  内容は自由主義は完璧じゃないけれども、社会主義よりはマシなんだよ、
  というのを切実な筆致で慎重に論理的に書き上げられた本です。
  重要なのは、これが「スターリン->毛沢東->ポル・ポト」の前に書かれているということですね。
  人間が以下に歴史に学ばないかよくわかる本でもあります。

  ※当ブログでの読書感想文
  http://kirikuzudo.sblo.jp/article/37354516.html


以上、5編7冊の紹介でした。
posted by kirikuzudo at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2011年11月05日

数の変化と質の変化に関する小考察

数の変化と質の変化 〜共同体の解体〜

新聞一面の最下段は書籍の広告欄になっていることが多いですよね。
私自身は新聞を読まないのですが、テーブルに置いてあるので、
見出しなんかをチラッとみることがあり、そのときに書籍のタイトルなども
目にすることがあります。

で、ある日の朝刊。

『この国は誰のものか』

というタイトルが目に入りました。
本は読んでないので、書籍の内容は知りません。著者も知らない人だし。
だから、このタイトルの文字に私は反応したと思ってください。

こ の 国 は 誰 の も の か

この文字を見たときに思ったのは、
「もう国家というのは共同体ではないのだなあ」
ということでした。

国や国家に限らず、共同体は所有格を持たないからこそ維持できるわけで、
たとえ実質は独裁制や僭主制であったとしても、誰かの持ち物ではないわけです。
だからタイトルを見たときに、ああ、共同体じゃないんだ、と思いました。

で、そこから次に頭に浮かんだのは、
「たぶん国家が共同体として成り立たなくなったのは構成員の数が多すぎるからだよね」
ということでした。

よく言われる「共同体50人限界説」です。
もしくは「顔を覚えていられる範囲がベンチャーの限界」というやつですね。
まあ、50人とか100人とか具体的な数は私にはよくわからないんですが。

しかし、共同体の構成員がある数を超えると、構成員の平均的な質はかわらないのに、
共同体が成立しなくなる、という現象については私もなんとなくわかります。

つまり、「良否は別にしてお客様感覚の人が増え始めている」、というこの点。

これも、参加人数が増えたことによる共同体の解体、だと思っています。

高専カンファレンスも、年間に開催される回数が増えて、知名度もあがり、
開催地によっては参加者も100人を超えることが多くなりました。

そうすると、顔を知らない人や話をしたことがない人、Twitterでリプをしたことすらない人が、
ひとつの場所に集まることになるわけです。
もちろん、そこから交流がはじまるので、それはそれで良いことなわけですが、
そういった場所に向かう際、人は自分に何かの役割を設定します。

もし運営の人と連携が取れるなら別ですが、

「おまいはお客様じゃなくて勉強会の参加者だろゴルァ」と言っても、
自分のロールがなかなか決められない人も多いのではないでしょうか。
100人いたって運営できるわけがない。
また、100人を指揮できる指揮系統をスポットで構築するのはなかなか難しい。

というのも「勉強会の参加者」って、僕らのマインドセットには普通、存在しないはずです。
その標準的な振る舞いとはいかなるものなのか、という常識が、ない。
ならば「イベントの参加者」ではどうか。もしくは「共同体の構成員」ではどうか。

『鋼の錬金術師』でエルリック兄弟の親父さんが賢者の石になった人たちの魂と対話するくだりがありましたが、それほどの胆力は僕らにはないわけですな。
想像力を行使して、場の全ての人たちの考えていることを想像できないし、できたとしても耐えることはできない。

ここにファシリテーターが専門化する余地があって、想像できないのなら環境をコントロールしてしまえばいいじゃないかという気もするわけです。

むしろそういったところにシステムや仕組みに明るい計画家や技術屋の活きる場所があるような気も最近はしています。
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電脳コイルを見たよ

ちょっと前に公式サイトで全話無料配信をやってたんで、
2週間かけて全話を見ました。

26話の構成でじっくり練り上げられていて、良いシナリオ。

ちょっとテンポが遅いと感じるところもありますが、
2クールであることも考えると、しっかりと作られていて、
とても良いアニメーションだったと思います。

ジャンルとしてはジュブナイル(juvenile)に相当するのかな?

各所の演出もかなりしっかりとしています。
最終話でイサコの髪留めがほどけるところなんかは、うまいなあ、と思いましたし、
社会と個人の関係なんかもわりとみっちり書いてあったりします。

昨今の萌え記号とお約束にあふれたアニメーションとは違って、
(そういうのも嫌いじゃないけど)
テーマも設定もずいぶんとしっかりした作りの話ですし、
僕はジブリの映画なんかよりもこっちのほうを推薦したいですね。
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知識の流通について

これだけ知識の入手が簡単なように見えても、情報の非対称性は悪化しつづけるばかりで、そこから利益を絞り出している人たちは、前より多くなってきている気がする。ちょっと本で調べればわかりそうなものなのに。

たぶん、なんだけど、人に聞かないとわからないって思い込みが情報の非対称性を加速させているんだと思う。僕の思い込みはそれと逆で「だいたい本を読めばわかるんじゃね」ってやつ。それもそれでマズイんだけど。

僕がはじめてネットにつながったのはちょうど1999年で、あの頃、ネットには閉塞感なんてなくて、割とみんな「フロンティア」感を感じていたと思う。それは「全能」感にもつながっていて、僕もそれに影響を受けた。

「調べればわかる」「勉強すればわかる」「わかんないのは努力が足りないからだ」というアレ。結局、厨二病の延長だったわけだけれど。いまでも成分として割合は多い。

でも、僕も偏っているとは思うけれど、世の中の大部分の自分で知識も増やせないし、その知識がどうやって体系化されているかすら気にしない人たちを見ていると、それはそれでおかしいんじゃないか、と思うことがある。
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知識と感情と情報は等価交換が可能なのか

取引に時間をかけることのできない時代になったというのは間違いない。わずかな時間差すらマネタイズできる、という幻想それ自体が現金化されてしまっているんだよね。良いこととは思えないが、現実がそうなのだからしかたない。

そういえば情報や知識や感情の取引については、通常の金銭経済的な計算が成り立たないってことについては、あまり知られていないのではないだろうか。

情報や感情同士の取引については、計量感覚の偏差が大きいので、だいたいの場合、1:3〜1:10ぐらいの感覚で取引が成立するくらいに考えておいたほうがいいと思う。それくらい、人は感謝しないし、悪く思わない。

アフォーダンスや構造主義に一時期、興味を持っていたのと、Selfish Geneを若い時に読んだのとで、僕たちが自己決定だと思っているものは巨大なシステムの中のサブシステム内部の相互作用のあるパラメータが突出して表現されたものかと考えている。

もちろん、僕も日常生活の中では、自分の判断は自己決定だと思っているけれど、こうしてたまに抽象世界に船出すると、そういうところに行ってしまう。

ただ、そういう考え方ではあるけれども、相互作用の仕方をある程度、捉えることができれば、ある程度の軌道修正はできるとも思っている。完全な自己決定は望むべくもないけれど、初期鋭敏性の海で舵を叩くくらいのことにはなる。

僕が図書館や大型の専門書が並ぶ書店を偏愛するのは、舵を叩く回数を増やせるからだと思っている。それすらもシステムの中で起こっている相互作用の結果なのかもしれないけれど。

そして、そういった世界モデルの理解と諦め/覚悟を日常化し、身体化することこそを、悟り、と言うのかもしれない。
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2011年10月07日

商品の値段、値段の情報、情報の値段

ちょっくら、商品の値段の情報の値段、っていうものを考えてみようかな、と思いました。
Twitterで @kairoshiさんが以下のようなことを書いていたのが、その理由です。

 kairoshi: 問い合わせないと価格がわからないってシステムいい加減めんどくさい。
      せめてこれくらいの価格ですとか書いてよ。
      価格表示したほうが消費者の手間が省けて商売繁盛ってとこだろ常考。

昔、現在の仕事をはじめる前までは僕も同じようなことを考えていました。
いや、はじめてからもしばらくは同じようなことを考えていたかな。

実際、ここ2年くらいですね。意見が変わり始めたのは。

商品の値段の情報、について。

商品の値段の情報、それ自体にも値段がつけられる価値がある、
ということに気がついたわけです。

これを理解するためには、
商品の値段というのがどうやって決められるかを考えなければいけないと思います。

商取引というのは基本的に相対取引なので、
実際には決まった値段があるわけではありません。
(共産主義・社会主義の世界のことは忘れてくださいね)

売り手と買い手が交渉して値段が決まり、
似たような商品の値段が相互に影響しあって、世の中の値段の相場というものが、
決まっていきます。

売り手は仕入や原価に利益を上乗せしますし、できるかぎり利益を増やしたい。
買い手は値段以上の価値を感じれば買うが、できるだけ安く買いたい。

優秀な売り手は買い手が感じる価値ぎりぎりの値段で商品を売り、
利益を最大化します。

優秀な買い手は売り手の利益をギリギリのラインで抑えて、
自分の感じる価値を最小限の対価で得ようとします。

この均衡、そして類似商品との価格競争による結果が、相場を形成します。

価格が公開されていない特定の商材について、
業界内で価格にある程度の合意があるのもこの相場の形成作用によります。

もちろん、個々のやりとりはときには平均値から大きく乖離することもあります。
売り手と買い手の関係にもいろいろありますし、情報量にも差があります。

ここがポイントで、売り手と買い手で情報量に差のある非対称な条件ができあがると、
そこに相場からずれた価格が設定される機会が生まれます。

また、こういった価格の情報が少ない商品については、
相場がなかなか形成されません。

いわゆる市場が形成される以前の状態です。

現代社会でそんなことあるわけないだろう、といわれるかもしれませんが、
市場の成立にはある程度の価格情報の量が必要になります。

定価設定のない世界で、さらに一品ものやオーダーで少量となると、
値段がない世界という話になります。「時価」ってやつですね。
こういう世界では営業さんが豪腕をふるえたりするわけです。

逆に広く普及している商品で、売り場も多かったりすると、
それこそ誰でも商品の値段を知っているわけです。

この両極端な2つの世界では、価格の情報の価値には大きな差があるのです。

ステンレスのM6ネジの値段はGoogle先生に聞けばすぐわかりますし、
ホームセンターに行ってもすぐ見つけることができます。

しかし、たとえば工作機械用の数値制御装置の値段を知りたいとなると、
結構、やっかいなことになります。
もちろん、その筋の営業さんなら各グレードのお値段なんかは把握していますが、
買う気のない素人さんには値段を教えてくれませんし、
教えてくれても、かなりふっかけた値段でしょう。

ここにその値段の情報を商品にする人たちが生きていく余地ができます。
つまり商社の営業さんですね。
買い手の求める価値の対価と売り手の求める利益の合間から、
値段の情報というツールでもって、利益を抽出するお仕事です。

しかしながら、インターネットとWeb技術の隆盛によって、ここ5年で、
ジリジリと値段の情報は価値を下げていってしましました。
ミスミやモノタロウではシステムに価格情報が蓄積されています。
ある程度の複雑さのものまではシステムに価格情報をまかせることができるので、
こういったコンポーネントを扱っている商社さんは辛いところだと思います。

行く末はどうなるかわかりませんが、ミスミ的な展開は今後も、
ある程度までは進行すると思います。だって、便利ですから。
このあたりは @kairoshiさんの言うとおりだと思います。
ただ、決済や商取引の習慣などの制約もありますから、
ある程度の複雑さの商材までしか進行しないともいえますね。

商品には値段があって、その値段の情報にも価値があり、
その価値から利益を抽出している人たちがわりと多いってことは、
開発や設計や製造をしている理工系の人たちは忘れがちですが、
これは覚えておいてもいいことじゃないかと思います。

実はこの「商品の値段の情報の価値」というあたり、
経済学や金融工学関連ではきちんと定式化されているという話を聞いたりするので、
上記の話は与太話ぐらいに思ってもらえるといいと思います。
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2011年10月02日

メカトロテックジャパン2011に行ってきたよ!

9月29日〜10月2日にポートメッセなごやで開催されている、
メカトロテックジャパン2011に行ってきました。

お客さんが僕の作ったモノを使って展示しているというので、
それをチラッとのぞきにいくついでに定点観測的に。

今回、個別に気になったのは以下の2社ですね。

 <KOSMEK>
 油圧や空圧でクランプする治具コンポーネントを製作している会社で、
 本社は神戸みたいです。ハイパワーエアリンククランプ。
 バネを使った倍力機構とクランプロック機構が内蔵されてるっぽいですね。
 もうちょっと早く知ってたら、苦労することもなかったのに。。。

 <FNS>
 CNC DESKTOP MACHINING CENTER BM532T-ATC という、
 1m角におさまるマシニングセンタがあったので、これいいなー、と。
 500万円くらいと、値段がネックですが、
 SKD11みたいな金型材も削れるということで、
 省スペースで難削材をガンガン試作切削できるといいですよね。

他は従来通りというか、
まあ工作機械や刃物の細かいスペックとかよくわからないんで、
素人目には大きな変化があるようには見えませんでした、という。

あんまり大きな変化が見られないのが良いことなのか悪いことなのかわかりませんが、
とりあえず目新しいものはあんまりなかったような気がします。
僕がそういうものを見逃すようになってきたというだけかもしれませんが。

そうそう。
あと、やっぱりコンポーネントを作らないとダメだなあ、というのが感想ですね。

アセンブリ「だけ」じゃ、ご飯は食べていけないですよ、うん。
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2011年09月17日

高専の寮について

もう十四年も前になるのかな。寮に入っていたのは。
そんな昔のことなんで、話半分に聞いて欲しい。
あと、現役の人がいたら、訂正よろしく。

高専によって、寮に特色があるらしいので、ここは愛知県の某高専に限った話だと思って欲しい。

寮に入らなければいけない、ということになっているのは、
とりあえず、1年生と2年生。
事情があれば通学もできちゃうんだけどね。
特に近隣の中学(藤岡とか)は通学になる可能性もある。

低学年は三人で一部屋に暮らす。
大志寮という棟だけ、二人で一部屋。
占有面積はひとりあたり3畳前後でかわんなかったと思う。

ちなみに相部屋になる人と気が合わないと地獄だが、
入学時は同学科でランダムに組み合わせられるので選択の余地はない。

まあ、情報工学科では同類率が高いから、喧嘩して退寮とかになる話は
あまり聞かなかったけど、土木工学科は気の荒いのが多かったから、
そのへんは微妙。

低学年寮には入学式の朝に入寮する。
親に車で荷物を運んでもらう。合宿の装備で歩いてくる人もいた。
入学ガイダンスのときに入寮のしおりみたいなものをもらうので、
そこに書かれてる内容を準備しておけばだいたい問題ない。

入寮後、落ち着くまではなかなかまとまった買い物にいけないから、
しおりに書いてあるものくらいは持っておくといいかも。
鍋は当面いらない。
ちなみに売店には期待してはいけない。今はどうかわからないけど。

まあ、少なくとも、1週間後には週末がやってくるわけなので、
はじめの1週間は合宿だと割り切ってしまうのも手ではある。
薬缶も、週末までは縁がないしなあ。。。

洗濯については各階に2台しか洗濯機がないので、かなり競争が激しい。
週に1回から2回ぐらいしか確保できないと思っていた方がいいかも。
つまり合宿装備なら、それなりの着替えが必要になってくる。
洗剤はたくさん買うと湿気るので、序盤は小さいパックか液体がおすすめ。

一日のスケジュールだけど、まず起床から。

7時10分くらいだっけかな。だいたいみんながゴソゴソと動き出すので、
自分も起きてしまう。で、まずは掃除をする。部屋ごとに、
掃除場所はローテーションされるので、きちんとやりましょう。
汚れがひどいと班長に怒られる、ってことはないけど、さぼるなよ。

7時30分から朝体操だったかな。
ラジオ体操第一をグラウンドに並んでやります。
本格的に雨ならナシだったかもしれん。
このあたりは放送があったはず。放送当番も1回はまわってきます。

7時50分から朝ご飯が食べられるんだけど、
ここで選択肢が3つある。

一つはグラウンドからダッシュする。
歩いて行くと混雑に巻き込まれて、飯を食べ終わってからの時間が減る。

もう一つは一度、自室に戻ってのんびりしてから、
すき始める8時10分ぐらいを狙っていく。
中盤以降、僕はこれをやっていた。

さらにもう一つは、8時30分を狙って、
ご飯食べてからそのまま学校に行く。
これは歯磨きをしないという選択肢でもある。
僕はやったことなかったかな。

ちなみに、相部屋の各人が部屋の鍵を持ってるんで、
閉め出されるってことはない。
でも、鍵のかけ忘れはかなり同室から批難される。

あ、相部屋になってるひとを「同室」(どうしつ)と呼ぶ習慣があるんだよね。

8時40分には寮を出ないといけない。
ここで病欠者をのぞいて、全寮生が棟から出たことを確認して、
寮の玄関扉が施錠される。

9時から14時30分までは基本的に寮に戻ることはないので、
この時間帯は割愛。

夕方のスケジュールはいろいろだけど、
部活に入ってなければ、五時半から七時半までが飯の時間。
運動部はだいたい六時半以降にご飯を食べるので、混雑するからここは避ける。

文化系の部活は早飯して活動とかもしてる。
ちなみに吹奏楽部は運動部だ。異論は認めない。

お風呂は六時ぐらいから入れたと思う。
これも、運動部がご飯を食べ終わって流れてくる七時十五分移行が混雑する。
19時40分が混雑のピークだ。

五十人近い男子がそれほどひろくない脱衣所で、と想像してもらいたい。

まあ、部活の仲間や友達とわいがやしながら入るのは楽しいけどね。
江戸の銭湯みたいなノリかも。ぼっちでもあの雰囲気はいいものだと思う。

20時に点呼がある。
部屋の扉の前に立って、指導寮生に在寮確認をしてもらう。
これに遅れると説教されるので注意。まあ、よっぽどないと思う。

風呂からダッシュすることにはなるかもしれないけれど。

まあ要するに19時から点呼までは怒涛の一時間である。
慣れるまではこれが大変。

特に真面目な運動部に入ろうもんなら、食堂ぎりぎりの時間まで練習することになる。
そのため、飯を食ってから部屋に戻って、風呂に再びなどという贅沢は許されない。
授業が終わったら寮に戻り、部活ウェアに着替えて、
自分の風呂セット(タオル、ボディソープ、シャンプー)と寮ウェアを
風呂の前にある棚に置いて、部活に向かうのである。

それでも風呂からダッシュすることになることはいくどかあると思う。
湯船につかってる時間はないことも多い。

点呼を受けて、八時から十時半までの二時間半は「学習時間帯」である。
この時間はトイレとか水分補給以外は自室にこもってお勉強することになる。
まあ、宿題とかレポートの分量が多いので、それなりに消化される。

ああ。入学して1ヶ月ぐらいしたら、「レポートの書き方」みたいな本を
2冊くらいは買ってもらったほうがいいかもしれない。捗るよ。

老婆心ながら、中学校でよっぽど優秀だったとしても、
ここできちんと予習復習しておかないと、僕みたいになる。
卒業できるけど、なんにも身についてない、という。

そういえば指導寮生や班長もたまに覗きにくるけど、
普段、真面目にやってれば、スルーされるようになる。

まあ、机に向かっていれば、本を読んでいてもそれほど注意されることはないし、
僕は基本的に読書タイムにしていた。
ウォークマンで音楽を聴きながら、お茶を飲んで、本を読めるんですよ、毎日。
今思うと、なんと理想的な。

あ。半期で部屋とかは入れ替わりになるので、
後期は班長と相部屋などという事態もありうるのだけれど、
後期の部屋割りはけっこう政治的なところがあるとかなんとか。

22時30分になると学習時間帯はおわり。
部活に入ってると、夜練習とかがある。
消灯が十一時半なので、夜練は四十分くらいかな。

僕が1年生の頃は、まだ携帯電話が普及しておらず、PHSがせいぜい。
基本的にみんなポケベルで、リア充寮生は公衆電話に並んで、
女子にメッセージを送っていたのを覚えている。

部活に入ってなければ、
友人の部屋に遊びにいってカードゲームするとかもありだと思う。
僕の頃はMTG(マジック・ザ・ギャザリング)が流行ってたかな。

23時30分には消灯されるので寝なければいけないんだけれど、
豆球とか持ち込んで「消灯破り」なんてするやつもいる。
まあ、あとは指導寮生や班長が夜更かしするようなら、
仲良くなって遊びに行くなんてのもあるけど、ほどほどに。

後期に班長と相部屋になると、まあ、察してくれ。
その班長さん次第ではあるんだけどな。

ちなみに試験期間中は消灯後も勉強するなら卓上灯はおk、
というルールがあったはずなので、わりとみんな遅くまで勉強している。
まあ、基本は一夜漬けだ。

週末は消灯と点呼時間以外は特に制限がなかったはず。
仲が良い連中が寮に残ってるなら、序盤は毎週末、修学旅行の夜状態。

ああ。週末は基本的に外食した方がいいと思う。
お金がないならインスタントもので済ましてもいいけど、
僕らの頃は週末の食堂メシがあんまりいけてなかったので。
今はどうかしらない。業者も変わったし、週末の食堂もうまいのかも。

インスタントものを買いに行く+調理するコストは、
地理的な条件を考えると、外食してくるコストと大して変わらないし、
寮の食室(冷蔵庫とシンクとコンロとテーブルがある部屋)は、
それほど広くないので、あんまり大人数がメシを作って食べるのには、
向いてないのだ。

低学年寮についてはそれくらいかな。


3年生になると、通学・高学年寮・班長(低学年の指導的寮生)の
3つの選択肢が出てくる。

班長になるには指導寮生(班長の4、5年生版)や班長の推薦が必要になってくる。

僕は3年生から通学だった。

班長が推薦してくれるっていってたけど、丁重にお断りした。
いま思うと、もったいないことしたかな、と思う。

ちなみに、班長から指導寮生になるには、さらに選別があるので、
結構、大変だとか。

このあたりは指導寮生をやってたひとに語って欲しい。
ちなみに班長や指導寮生はいろいろと大変だそうだ。

高学年寮には趣味人が多かったな。
通学時間も学習時間帯もないし、指導寮生もいない。
まさに自由放任、レッセフェール。

細かい実態はよく知らないので、また同級生にあったら話を聞いてこようと思う。


※誰か「やる夫が高専に入学するようです」シリーズでもやってくれないかなあw

posted by kirikuzudo at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2011年08月23日

グロービスの体験クラスに行ってきた

グロービス・マネジメント・スクールの体験セミナーに行ってきました。

 「説明会&体験クラス」
  http://gms.globis.co.jp/seminar/detail-4235.html

仕事が終わってから、着替えて名古屋駅へ。
JR名古屋駅から歩いて10分ぐらいですね。

実は2分ほど遅刻しました。
わりとJRの改札から遠かった。。。

で、はじめの30分は説明会で、スクールの説明です。
このあたりはパンフレットとかWebサイトの情報を見ればわかる話。

続いて、体験クラスです。
クラスは「クリティカル・シンキング」

で、講師の方が、クリティカル・シンキングの中から、

 ・ゼロベース思考
 ・フレームワーク思考

の2点を取り上げて、かるーく説明されたあと、
実際に、同じテーブルに座った3〜4人でホワイトボードを使って、
提示された題材について議論して、題材に対する答えを組み上げていきます。

実は、この考え方自体は前に

 「通勤大学MBA3 クリティカルシンキング」
  http://www.amazon.co.jp/dp/489346759X

で読んで知っていたんですが、実際のケースに適用するとなると難しい。
5分や10分の制限時間付で、グループでやるとなると、さらに難しい。

なんだか、自分の無力さ・能力の低さを実感させられたみたいで、
ちょっと悔しいけれど、これはこれで自分に足りない部分がはっきりする感じがして、
悪くなかったです。

もしかしたら、こういう「自分に足りない部分がはっきりする」というのが、
最近、足りていなかったのかもしれません。妙にすっきりしました。

で、1時間ほどの体験クラスのあと、個別に質問する時間をもらえて、
最後にアンケートを書いて、終了です。

まあ、ちょっと良い値段するんで、通うかどうかはまだ判断がつきませんが、
行き詰まってる人は気分転換に体験クラスに行ってみるのもいいかもです。

(3ヶ月、6回のクラスで、12万円って、ちょっと高いですよね)

あと体験クラスの参加者は、全体で13名が来ていたわけですが、

 ・女性比率は低い
 ・年収は高そうな人が多い
 ・年齢は20代前半から40代前半ぐらいまで
 ・ボリュームゾーンは30代前後な様子

ってところでしょうか。

才気煥発な方ばかりというわけではないので、
まあ、普通な人が参加しても、置いていかれるとかそういう心配はなさそうです。
そのあたりは安心ですね。

同じテーブルについた方は、営業/製品開発/経理と職種がばらけてましたし、
大企業の方も、中小企業の方もいました。
小売/卸や製造業と業種もばらけているので、
いろんな業種の方の考え方や言葉遣いを知る機会、
という考え方もできると思います。

さて。どうしようかな。自習できないレベルではないんだよね。。。
posted by kirikuzudo at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2011年08月06日

「本質とは関係ない」=「こまけえこたぁいいんだよ!!」になってないよね?

「本質とは関係ない」という言葉の裏には、
「こまけぇこたぁいいんだよ!!」
という意識が少なからずあったりするわけです。

ま、僕が「それ本質と関係ないやろ?」と言うときには、
だいたいそう思ってるってだけなんですが。

心のなかには、そう、あのアスキーアートを描きながら。

ところが、その本質を成立させるためには、
些細なことを目に見えないところでチマチマと積み上げていかなければならない、
という事実があるわけです。

まさにその「こまけぇこと」の積み重ねこそが、
そのパッケージについている名前とその名前が体現する本質を成立させているわけです。

大事なことなので2度言いました。

ついつい僕たちは代名詞や抽象概念の空理空論を重ねて会話をしがちですが、
本質の探究は実装の中にこそあるんじゃないだろうか、と、自分への戒めとして、
こういう短文を書いてみた次第です。

posted by kirikuzudo at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2011年08月05日

ある匿名コメントへの返信みたいなもの

先日、高専カンファレンスin長野2に行ってきた内容のエントリを
あげたところ、コメントが2件、入っていました。

ひとつは運営委員の方(Whimsical_Catさん)から。
とても丁寧なコメント、ありがとうございます。
運営事情も考えずにかなり辛口に書いたので、
そのあたりは割り引いて考えていただいたほうがいいかと思います。

そして、もうひとつ匿名のコメントがあったわけです。
まあ、具体的には読んでいただくのが早いわけですが。

http://kirikuzudo.sblo.jp/article/46812357.html#comment

当然、こういったコメントがくることを予想して書いたエントリなので、
コメントがくると、うん、書いて良かった、と思えます。

さて。書いてくれた人も、また見てくれるかもしれないから、
匿名コメントくれた人に対して返信する形で書いてみましょう。

 1.高専カンファレンスの参加者/発表者には、その良否は別にして、
   私の当該エントリの文面から読み取れるようなお客様感覚の人が増え始めているという事実を、
   開催する方は認識しておいたほうがいいと思います。
   どう対応するかについて、私に手持ちの案があるわけではないですが。

 2.高専カンファレンスは勉強会であると同時に、
   高専関係者や技術者が交流するイベントでもあるというのは、
   たぶん主催者/参加者/発表者に共通している認識だと思います。
   懇親会の存在がそれを裏付けていると思います。

 3.交通アクセスの詳細な説明はイベント参加への敷居を下げる重要なポイントです。
   参加者を増やしたい(参加募集人数からそう認識しました)のであれば、
   そのあたりをきちんとやったほうがいいんじゃないかな、という老婆心です。

 4.まあ、重箱の隅をつついている自覚はありますし、
   「各乗換駅の時刻表チェックは必須だろ常識的に考えて>俺」というのも思ってましたが、
   そんな個人の反省をしたうえで、開催ノウハウとしては考えてもいいんじゃないかと思います。
   私個人に関しては、ホントに困ったらタクシー使うのでどちらでも別に問題ないです。

 5.もし意識の高い参加者だけ/地元を知っている人だけの勉強会にするのであれば、
   それはそれで交通アクセスの詳細を告知することにリソースをさかないという選択はアリだと思います。
   このあたりは開催スタイル次第だと思います。

 6.書き方が悪かったかもしれないけれど、都会との交通意識の差ってあるんだよね、
   という事実を指摘したかっただけで、貶める気はありませんでした。
   失礼/不快だと感じられたのなら、その点については謝罪いたします。

   申し訳ありませんでした。


あとは補足というか自己弁護。

 7.私は「高専カンファレンスの開催運営」というものを
   現役生がマネジメント能力やイベント運営能力を鍛える良い機会とも捉えています。

 8.それに際して、うるさ方のロールでそのハードルをあげるのが、
   運営側に立つ機会のなかった、歳をとった卒業生の役目のひとつとも思ってます。
   (お客様視点は、うるさ方ロールを再現する手法として、そこそこ有効です)

 9.運営側が自分で反省する部分もあるでしょうが、同じポイントを外部から指摘されるのは、
   それを裏付けることになりますし、もし予想外の指摘であれば考えるきっかけになります。
   そうやっていろいろと考えてもらった結果、
   「いや、やはり、あのリソースではこれがベストなやり方だったんだ」
   と思ったり、
   「次こそはこの点を改善するためにリソースを確保する方向で動こう」
   と思ったりしてもらえればな、と考えています。

ま、こんなところでしょうか。


>ただのあなたのわがままだと思うのです。
まあ、確かにわがままなんですけど、気になったのは本当なんで黙っているのも悪いかな、と。。。
改善提案書スタイルで書けばよかったのかな。。。しょぼん。。。

posted by kirikuzudo at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2011年07月24日

ビブリオバトル名古屋 7月号

昨日はビブリオバトル名古屋に行ってきました。
今回で4回目でございます。

そういえば、3回目(6月号)のエントリを書いてなかったことに今、気がつきましたとさ。
とほほ。

今回の参加者は6名、とちょっと少なめ。

僕は『リスクテイカー』(著:川端裕人、文春文庫)を持って行きました。
あまり、魅力を伝えられた気がしないけど。。。

投票では、今回、僕は『NHKへようこそ』に入れました。

ノイタミナで見てたのと、マンガを飛ばし読みしてたので、
ざっくりストーリーと終わり方は知ってるんですが、
小説版は読んでなかったのですよね。

ブックオフで安くなってるみたいなので、自炊用に買ってこようかな。

今週のチャンプ本は『贈る物語 Terror』(編:宮部みゆき、光文社文庫)でした。
http://www.amazon.co.jp/dp/4334741630

ハードカバーのほうが紹介に使われていましたが、
とりあえず文庫で。

僕は怖い話が苦手なので、アレですが、宮部先生の原点らしいです。

そういえば、宮部みゆき著の小説は学生時代にいくつか読みましたが、
行間に恐怖一歩手前のミステリアスな空気がただよっていたのは、
こういうところからなんでしょうか。
『火車』とか『今夜は眠れない』とか『魔術はささやく』とか。

ついでに、宮部みゆき、と聞いた瞬間に、
「バイオハザードをナイフでクリアした人」
と真っ先に思い浮かぶ自分はどうかと思いました。


あと気になったのは、『精霊の守り人』(著:上橋菜穂子、新潮文庫)ですね。
http://www.amazon.co.jp/dp/4101302723

「GoogleったらAmazonさんがトップだろ、常識的に考えて」と思っていたら、

http://www.moribito.com/

がヒットしました。教育テレビでアニメ化されていたんですね……

あと、文庫版の表紙は本屋さんでよく見ていたのに、気がつかなかったです。

今月はそんなところですかね−。
posted by kirikuzudo at 02:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2011年07月18日

メモ:ブラウザゲームの可能性

エロゲに代表されるノベルゲームにブラウザベースの技術を
採用することで、参入障壁を落とし、普及させるための、
フレームワークの開発について。

ノベルゲーの制作において、昨今のリッチは上位市場への移動だと考えられる。
利益率はそこそこ高いが、顧客単価が高いため、
資本と販売力が必要になり、データもリッチになっている。

このため、その内容をインターネットを介して提供するブラウザベースに
そのまま展開することは難しい。

これに対して、ノベルゲームのメーカーはAndroidマーケットに
ゲームを投入した。既存のコンテンツを使い回すことで開発費をかけず、
低価格化によりユーザー層の拡大をはかること、
さらに数年後に起こるであろう非PC利用層の確保を考えているのだろう。

MacからWindowsへの大移動と同じように、
WindwosからAndroidへの大移動は遠からず起こると考えても、
決しておかしくない。

このため、戦略としての妥当性はあるだろう。
また、新規開発でも価格差をもうけずにPCとAndroidを両方共ターゲットとすることも考えられる。

この状況に対して、イノベーションのジレンマを利用して、
弱小ノベルゲーム開発企業がマーケットの拡大を図るか、考えてみよう。

ノベルゲームにおいては、基本、背景とスクリプト、立ち絵と一枚絵、で、
画面は構成されており、これがプレゼンテーション層となる。

また、制御機構として各種パラメータやフラグレジスタを保持しており、
これらにより、ストーリー分岐をコントロールする。

技術的にはブラウザ上で再現可能なものであるが、
未だにブラウザ上で起動するノベルゲームがフリーなものをのぞいてすくない理由としては、
・フレームワークが存在しない
・課金システムが成立しない
・既存のエンドユーザー層がブラウザ上で動作する低品質なゲームを求めていない
・既存の販売チャネルが販売店の不要となるブラウザゲームを求めていない
などが考えられる。

さらに高品質で高画質な体験版による焼畑農業的な販売プロモーションなど、
により弱小メーカーが排除される傾向にある。

また、供給側も同人から企業を起こす際に、既存のゲーム開発体制を考慮して、
成長曲線を描くため、必然的に、「既存の評価属性が過剰な品質」な世界へ向かう。
これは業界全体としての傾向である。

これに対して、戦略的に弱小ノベルゲーム開発企業。
いや、個人がノベルゲームを開発し、課金をおこない、収益を得るためにはどうすればいいだろうか。

個人がノベルゲーム、いや、ゲームを開発するためのフレームワークとしては、
HSPなどのスクリプト言語やRPGツクールに始まる「ツクール」シリーズが存在する。
ノベルゲームを作るシリーズも当然、存在するが、これが新しく市場を作ることはなかった。

ボーカロイドと対比すると、これは面白い。
ボカロはネット動画、特にニコニコ動画をベースに普及したが、
これは音楽制作がDTMにより個人にも容易になったこと以外に、
ニコニコ動画というお金を払わない消費者に対して動画を無償で販売するチャネルが
存在したからである。

もちろん、ニコニコ動画は広告やプレミアム会員システムにより、
収益を改善し、黒字化を達成した。このあたりはkawango氏の腕によるのだろう。

こういったチャネルがあるからこそ、ボカロを使ってコンテンツを作り供給し、
それを消費する人もたくさん存在していられるわけである。

ツクールシリーズにはそれが存在していない。
動画とゲームを同列に語るのはおかしいと言われるかもしれないが、
動画用のチャネルと同じ規模のゲーム用のチャネルがネットに存在しないのは
確かである。

ちなみに、携帯電話ではこれが存在し、GreeやモバゲーDeNAでは、
ノベルゲーが一定のアクセスを確保できるゲームとして存在している。
ただし、収益性が低いのは、課金アイテムを提供しにくいというのがある。
また、ネットワーク外部性も低い。ノベルゲーは個人で消費するものだからだ。

誰かと組んでクエストを行うことは考えにくい。
(例えば、ギャルゲーのライバルキャラを演じるロールプレイの可能性などはあるだろう)
ゲーム進行ごとへの課金は考えられるが、ノベルゲームをプレイする層への
リーチが得られていない(広告収入は考えにくい)。

そのため、おそらく今後も携帯電話ベースのノベルゲームで、
GreeやDeNAが収益をあげることは難しいと考えられるし、
成長が求められるそれらの企業が原理的に収益性の低いそれらのゲームに
投資する可能性はかなり低いと考えられる。

では、ノベルゲームで課金を行えるフレームワークをWeb上で考えてみよう。

プレイデータは先程も書いたように対したデータ量ではないし、
パラメータやフラグレジスタ以外のデータは全ユーザーで共通なので、
メモリ常駐させれば、ディスクは基本、不要である。
昨今のVPSでは1GBクラスのメモリを確保できるので、
あとはパラメータを展開させればいい。このあたりはHDDに保存して読みだしても、
ボトルネックにはならないだろう。

クラウドでどんな端末からでもアクセスできることは当然として、
制作するツールを不要にする、制作にプログラムを不要にする必要がある。

ターゲットにするのは、シナリオライタである。
エンドユーザーとして潜在的に最もボリュームのあるゾーンは、
「シナリオを書いて、それを他の多数にプレイして欲しいと思っている人たち」
だろう。

ボカロPやMMD製作者の位置づけである。

当然、絵は必要になるが、これはPixivで声をかけた複数の「絵師」さんに、
立ち絵と一枚絵を書いてもらう必要がある。
おそらく、ここが最もボトルネックになるだろう。

だから、絵師とシナリオライタのマッチングを行う機能が、
制作フレームワークに存在していないといけない。

イノベーションのジレンマをベースに考えると、
フレームワークは徐々に性能の改善を行っていけばいいので、
はじめからリッチな機能を付与する必要はない。

また、シナリオライタであるなら、多少のHTMLタグはかけるだろう、
という前提で、HTMLライクな独自のタグ言語を使うことで、
オンラインでブラウザベースのノベルゲームを制作できるシステムとする。

このあたりは、既存のオンラインHTMLエディタである、
Blogシステムが参考になるだろう。

課金と収益の分配も問題となる。
プレイ時間に応じた課金ということで、各ユーザーはプレイ時間に応じて、
料金を払うことになるだろう。
料金はVPSを利用することで必要になる固定費と運営経費に加えて、
各製作者(プロジェクト)に対して支払われる収益をベースに計算される。

 単位時間(1min)プレイ料金 = VPS月額/42200 + 製作者への分配収益

1ゲーム(1ルート)を10時間でクリアできるとしたら、
10時間で500〜1000円になるように単位時間プレイ料金を設定する。
1時間で50〜100円なら、単位時間では1〜2円程度になる。

各プロジェクトには複数アカウントがコミットする形になり、
それぞれのアカウントに対する分配はプロジェクト作成時に設定することができる。
これはプロジェクト作成者のみに権限を設定することになる。

このあたりはAmazon EC2のシステムが参考になる。
料金はPaypalやGoogleペイメントなどのオンライン課金システムを
使用するのが有効だと思われる。
独自に決済システムを構築するのはリスクが高すぎる。
ここで、マイナスの決済が可能なシステムを採用しないと、
製作者へ収益分配をおこなうことができない。

製作者である絵師とシナリオライタは相互に契約をむすび、
2:8から8:2の割合で、収益を得ることができる。
多くのオンライン販売サイトで不評である評価システムは採用しない。
評価は多くの場合、定性的にTwitterなどで伝播させれば良い。

アカウントを制作し、プロジェクトを作成し、
それぞれのプロジェクトにサマリーを掲載し、絵師もしくはシナリオライタを募集する。

プロジェクトのマージやフォークは可能にしない。
これは課金システムと収益配分システムが複雑になるためである。
ユーザーである絵師やシナリオライタが直感的に理解できないシステムは考えないようにする。

また、エンドユーザーであるプレイヤーもこの収益システムを理解していることが好ましい。
というのも、チャネルを通じて、応援することが可能になるからだ。
正確には、放置プレイ、で寄付が可能になる。そのうち、これが主目的となるユーザーもいるだろう。


ということを考えてみたけれど、たぶん、こんなこと、誰かが事業化してるよなー。
と思って、ここで考えるのやめました。

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2011年07月17日

高専カンファレンスin長野2にいってきたよ

というわけで、高専カンファレンスin長野2のみなさん、お疲れさまでした。

とくに運営スタッフや主催をされた方は大変だったと思いますが、
おかげさまでよい休日を過ごすことができましたので、先に感謝の意を表しておきたいと思います。

また、発表者の方もそれぞれ個性的なプレゼンテーションで、
プレゼンのスタイルも大変参考になりましたし内容も勉強になるものばかりでした。

ひとりのオーディエンスとして、とても感謝しております。

さて。

ひととおり、お礼を述べたところで、いろいろ書いていきますか。
まずは辛口モードで。

実はリアルで参加したカンファは三重だけなので、ベースは三重になります。

で、運営に関しては、三重はすごかったんだな、というのが感想。

大幅な時間超過はありましたが、駅からの誘導とか、会場の設営とか、協賛とか、
すごくしっかりとしてたんだなあ、と三重の運営の方を改めてすごいと思いました。

いえ、長野の人がしっかりしてないというわけではないんですよ。

ただ、交通アクセスについては、電車の本数が少ないこととか、
バス停の位置とか、そのあたりの情報が少なかったなあ、と感じたのはあります。
もちろん、母校の人は平気なんでしょうが、
他の高専から単独で来る人はつらいんじゃないかな、と。

三重の誘導が過保護ともいえるレベルだった、というのがあるかもしれませんが。

このあたりは、今後の開催をされる方には気をつかっていただきたい点ですね。
特に、移動経路の写真があるといいかもしれません。
あとは電車の本数とバスの本数!
ググレカスと言われるかもしれませんが、電車一本逃すと、
1時間待ちとか、名古屋県民には予想外すぎたので。
(つまり、僕は電車に乗りそこねた、ということです)

あと、会場の建物入り口でジュースをもらったんですが、
ゴミ箱の案内と「会場は飲食禁止だぞ」の案内がなかったのが痛かったですね。
三重の会場でカツ丼食べた僕が言えることではないですが、
その反省と、今回は前夜祭ラジオを聞いていたので、僕は外に出て飲食しましたが、
まわりの人達は寝耳に水状態でしたし、ジュースを配るときに、一言欲しかったかも。

もちろん、栞には書いてありましたけど。

栞に関して言えば、デザイン性はよかったけど、A4一枚の裏表にあれだけの
情報を詰め込むのはちょっと辛いかな、というのが正直な感想。
予算の問題もあったんだろうけど、A3折り込みぐらいがあの情報量に対しては
適切な紙面サイズだったんじゃないかと思ってます。
十分な紙面サイズがあるからこそ、デザイナーも腕をふるえるわけですし。

夜の部や二日目と栞をわけてもよかったかもしれませんね。
参加者の半分は夜の部が関係ない人たちなわけですから。

あと、受付システムはよかったです。
よかったんですけど、QRコードはやっぱり辛い。
認識率がどれだけだったか、カウントしていたかどうかわかりませんが、
結局、僕の前のふたりの方は、IDを言ってました。僕も認識してもらえなかった。
携帯電話の画面では辛いのかも。
ついでにQRコードを当日の朝に印刷しようとしたら、expireとかも、
ちょっと気を使って欲しかったところです。

が、高専2年生が極めて短時間で作ったシステムとしては、満点だと思います。
商用であのレベルを作れない人たちがたくさんいることを知っている身としては、
大きな拍手で「がんばったね、もっとがんばれ」と伝えたい。

次に、発表に関してですが、大西先生も言っていたとおり、
質疑応答にもっと時間をとれたらいいよね、と。
三重はそのおかげで時間超過がすごかったですが、
それでもいい、と思えるぐらい、質問と回答って大事だと思います。
発表者もいちばん嬉しいフィードバックなんですよね。少なくとも僕はそうでした。

あと、会場に質問がないときはTwitterやユーザーストリームに聞けばいいのにな、
というのも思ったりしました。
まあ、今回は特別、質問を重要視されてなかったのでしょうが。

辛口モードの最後に書いておきますが、
時間の都合で懇親会には参加できなかったけれど、受付と休憩を見ていると、
スタンスとしては「長野高専の年代を超えた同窓会」+「外部の人」って印象を受けました。

もちろん、会場が長野高専なんだから当然だろう、と言われればそうなんですが、
そこから何か広がるのかなあ、というのも疑問としてはあるんですよね。
まあ、たまさんがツイートしてたとおり、いろんなカンファがあっていいと思いますので、
僕は「同窓会スタイル」としての高専カンファという分類をしておこうと思います。

女子高専カンファ、も、たぶん、そういう縛りを活かしたものですし、
縛りをかけたカンファ(例えば現役生オンリー)もいいかもしれませんね。

さて。会場に集まった人の感じですが、やっぱりノートパソコンを使われている方が多かったです。
MachintoshとPCでの比率は1対1といったあたりでした。カウントしたわけではないですが。
あと、三重を知ってる僕からすると、驚異的だったのが女性比率。
20%以上ですよ。このあたりは「どうしてこうなった!」というあたりです。

あと、メガネ率が高いのは高専カンファだから当然として、
DSLR率が高い。もう、真っ黒な大きいカメラばかり。
フィルムカメラな女子がいて癒されたくらいに、みんなデジタル。

ついでにカッコイイ男子が多いんですよね。浴衣もあいまって。
このあたりが女性比率の高さとなにか相関があるのかな。
でも三重もカッコイイ男子多かったよね。

人数の多さも特筆するべきかもしれまんせんね。
120人でしたっけ? 階段教室がいっぱいになるという。

浴衣の女性も多かったです。浴衣の男女が並ぶと風情がありますね。

最後は各発表について、コメントしておこうと思います。

<開会のおはなし>
開会の副校長の挨拶。この人、おもしろいですね。
高専の先生はおもしろいひとが多いので好きです。母校はダメだったけど。。。
リンゴ畑がコンビニがわりでお縄になった話とか、笑わせてもらいました。
ドラ娘のまさかの開会挨拶インタラプトもよかったです。

<ナレーション>
司会の女性のナレーションはプロ級です。これはすごかった。
声質もあるのかもしれませんが、聞き取りやすいし、合間合間のコメントも、
素人じゃないと思わせるほど。やはり司会は重要ですね。

<基調講演:久保田先生「ルネッサンス」>
いきなりWindows再起動中でした。
中国の宋代が専門の歴史の先生です。
15世紀のコンスタンチノープル陥落からちょっと詳しめに、ルネッサンスの説明。
大西先生のために、ヘルメス文書やケプラー、ガリレオ、ニュートンを使うあたり、
用意周到って感じです。
ホイッグ史観の説明をはさんで、宋代の中国のルネッサンスについて。
で、ルネッサンスって、進歩史観で見ると、近代のスタートなんですが、
ポストモダン的な見方では、進歩は異常値なんだよ、というあたりで。
面白かったです。スライドの公開が待ち遠しいですね。

<基調講演:大西先生「はやぶさは星になった」>
海王星の発見後、公転一回記念日が先日にありました。
が、実はガリレオ・ガリレイは既にスケッチしていたよ、と。
そこから太陽系型惑星の形成過程についてのおはなし。
このあたりは『松井教授の東大駒場講義録』のエッセンスっぽい感じでした。
そこからイトカワ(C型小惑星)のラブルパイル構造へ話がうつり、
はやぶさのおはなしを簡単にされたあと、
メインの、はやぶさが大気圏に突入したときのおはなし。
面白くて勉強になるおはなしでした。これもスライドの公開が待ち遠しいです。

<一般発表:kinoteaさん「ゲームの電気なお話」>
神戸在住でアーケードベームのハードウェア設計をされている、kinoteaさんの発表。
主に電気機器安全法とPSEマーク、電気機器の分類についての発表。
ゲームセンターにある、あのマシン、について、分類していくおはなしでした。
もうちょっと認証機関(JQA?)とのゴタゴタみたいなところを聞きたかったなあ。

<一般発表:masamoさん「PAのすすめ/技研のお仕事」>
こちらはドラでタイムアップ。技研のお仕事は間に合わなかったですが、
PAの話をしてくれました。ミキサーとかフットモニターとか。
Soundhouse(音屋)とか、Shure SM58とか、RODE NT1とか、馴染みの単語が。
最後の自室の写真にRoland SC-88Proが写っていて、懐かしいのう、となりました。

<一般発表:sn_monochrさん「工高生が高専生にマイコンカーの紹介をします」>
セプキャン参加経験者でサイボウズラボユースキャンプの招待者というエリート工業高校生。
ライントレースなマイコンカーラリーの話を発表。
たまにはネタのないプレゼンもいいもんです。真面目なプレゼンです。
内容はスライド公開を待ってもらうとして(見ればわかるんで)、
発表してくれモノクロームさんはガチ技術者です。18歳でありえないスペック。
即戦力でいけますね、この人、ってぐらい。

<一般発表:kawatasoさん「仮想空間で仕事をしよう」>
会場の無線LAN環境を整えてくれたkawatassoさんの発表。
あとイケメン。あとフード付きデジタル一眼レフカメラ。
KVM(Linux Kernel based Virtual Machine)の話でした。
プレゼンスタイルも独特で、淡々と比較的早めのしゃべり方で、
1スライドあたり10秒以内に切り替えていました。
ちなみに、この人の真似をするのが僕には一番向いてるかもしれないな、と思いました。
VMの話も、元ITインフラ管理者として、参考になりました。
スライドも面白かったです。同棲中のVMとか、飼っているOSとか。
発表コンテンツの密度では今回、間違いなくトップでしょう。
分類としては技術紹介プレゼンスタイルです。普段もやってるんだろーな。
で、スライド公開マダー(AA略

<一般発表:meke_mekeさん「Dの物語」>
Momonga Linux のリリースマネージャさん。高専中退してからの物語。
DはDランクのDだそうです。ブラック会社に勤めてから、
Linuxを勉強して、Linuxの技術を活かして転職した話。
あと、件のチャーハンについての説明。

<一般発表:FromAtomさん「これからのプレゼンの話をしよう」>
今回のTwitter賞および発表賞。あと浴衣。あとイケメン。この人は、モテるね。
英語でスタート。さんでる先生のオマージュですね。
音声認識とKinectを使って、プレゼン用のPDFを開こうとしたり。
音声認識をきちんとしていて、すごかったです。認識エンジンは何を使ったんだろう?
標準入力をひろうのはLLでスクリプト書いておけばいいにしても。
で、プレゼンツールの歴史をやっていってプレゼンソフトに使われてないかい、と。

写真の使い方やなんかもうまかったです。声質もいいしね。聞き取りやすい。
このあたりはとても参考になりました。
この人のプレゼンの仕方自体が、プレゼンの勉強になるなって感じです。
特にスライドをイメージ写真にして、自分の話に聴衆のアテンションを惹きつけるあたりとか。
ただ、腕に自信がないとやれないタイプの経営者プレゼンスタイルですね。

<一般発表:yosshy666さん「DEATH MARCH 〜プロジェクトのカオスへようこそ〜」>
デスマーチの話です。人月の神話とか、あのあたりですね。
販売管理ソフトウェアの開発をネタにされてました。
隣のチームとかがよくやっていて、思い出し涙でした。

<一般発表:itoukaitoさん「ポスターの作り方」>
今回のポスターを作成された、イトウカイトさんのプレゼン。
Inkscapeを使ってポスターを作るメイキングを、Inkscapeを使って発表されてました。
考えながら作業をするんじゃなくて、先にMINDMAPとか使って考えをまとめておくと、
いいよ、というお話を交えつつ、今回のポスターができあがっていく過程を発表。
これはGobuさんあたりが好きそうだなあ、と思ってたら、やっぱりツイートがありましたw

<一般発表:takesakoさん「高専生のための顔文字プログラミング入門」>
サイボウズラボの人。
pypyencodeやaaencodeの話を実例で発表。
目の前で顔文字スクリプトが動作するのでは、会場が沸いてましたね。
原理はわかるんだけど、実装しちゃうあたりの変態っぷりがGJ。
ゆのっちえんこーどがよかったです。ひだまり、4期こないかなあ。。。
一番、会場の反応がよかった発表はこちらでしたね。
スライドもバランスのいい作りだったと思います。

というわけで、そんな感じの発表で、楽しませてもらいました。
やっぱり笑えて、感心して、勉強になる高専カンファって、いいもんだなあ、と。
ちょっと否定的になってる時期もあったけど、やっぱりこのフレームワークは
たいしたもんだと、改めて思いました。生おびなたんも見れたし。

高専カンファのさらなる普及を祈って、今日はこのあたりでキーボードをしまいます。

posted by kirikuzudo at 23:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記

2011年06月12日

制御に縛りをかけたロボコンイベント

ロボコニストのフォロワーに一斉リムーブくらいそうなネタだけど、
まあ、それを理由にびびって引っ込めるのもなあ、ということで掲載。


 注:私はロボコン未経験者です。


先週末にロボコンに使うマイコンについてのツイート連投をやって、
ずいぶんと偉そうなことを書きまくってたけど、
よく考えたら、オムロンのZEN使ったほうが安いよね、と。

AVRとかPICにプログラムリレーのラッパーを準備する時間があったら、
それこそ社会人のチャージからしたら、ZENのほうが安い。
http://www.fa.omron.co.jp/product/family/1755/index_t.html

ってところまで考えて、
「あ、これ、OMRONに協賛してもらったらいいんじゃね?」
と。

OMRONも10台ぐらいなら営業部門が広告費で捻出してくれるんじゃないかな。。。
デカいスポンサー広告を用意しなきゃいけないかもしれないけれど。

で、ZENは貸し出しって形式にして、
参加する年度は借りれるよ、って感じにしておく。

あとはルール側でコントローラにZEN縛りをかけておけばOK。

命令数も少ないうえにニーモニックは96行限定のZEN。
これは面白いんじゃない?

制御側でしぼられると、機構側でいろいろと考えないといけなくなるからね。

まあ、ロボコン未経験者のたわごとですが。。。

あと、そんな未経験者で観戦側からすると、目に見える機構ってのは、とっても楽しいんですよね。
そういうところも考えてみたらどうかな、と。

ロボコン経験者がロボコンを主催すると、どうしても作る人の視点になっちゃう心配があったりする。

見る人はダイナミックにメカメカしいのが好きだったりすることもあるんで。

そもそも、初心者向けのロボコンにプログラム制御が必要かどうかって議論もありますがね。

VCTF0.3sq x 20c ねじ端子付き、を複数本、支給して、
スイッチボックスで全部、手動制御してもいいじゃん、と。

ロボコンのハードルって、そういうところにもある気がするな。。。

縛りといえば、加工性を考えて、材質は木材縛り、もいいかもね。
小学生が高専生に勝っちゃうかもよ? ってやつ。

そういうのこそ、「アイディア対決 ロボットコンテスト」だと思うんだけどなあ。

posted by kirikuzudo at 07:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記